歌を練習している方なら、誰しも一度は耳にしたことがあるであろう「ミックスボイス」
という言葉。
「習得すると地声じゃ出ない高音が簡単に出る!」
「もっと早く知っておけばよかった!」
という声がある一方で…
「なんかすごそうだけど本当にそんなのあるの?」
「地声と裏声の中間ってよくわからない、、、」
などの声が、男性、特に高校生を中心に広がっています。
恥ずかしながら僕もその一人でした。
この記事では、そんな僕が実際にミックスボイスが扱えるようになった
誰でもできるミックスボイスの出し方と、家で安全に練習できる方法を
できるだけ分かりやすく解説していきます。
ミックスボイスに挑戦したい方はぜひ最後まで読んでみてください
そもそもミックスボイスとは?
ミックスボイスとはズバリ、地声と裏声の中間の声です。
と言っても実際よくわからないと思います。
実はミックスボイスというのは、明確な定義や、完全に決まっている一つの出し方
などがありません。
僕も色んなのボイトレ講師にミックスボイスの指導をしてもらいましたが、
全員教え方や言っていることが違う、なんてこともありました。
ですが、どの方の説明にも共通しているポイントがあります。
それは、
地声と裏声のどちらか一方に偏らず、バランスよく使う発声
という考え方です。
つまりミックスボイスとは、
「こう出せば正解」という一つの声ではなく、
高音を無理なく出すための考え方・その状態のことだと言えます。
人によって自分が出しやすい、裏声と地声の比率が違うため、
「これがミックスボイスです」と言われても、ピンとこない人が多いのは当然のことなのです
難しく考えずに、
自分が地声より楽に高音を出すことができる声ならば、それはミックスボイスである
と思ってください
この後紹介する練習方法は、ミックスボイスという名前にとらわれず、
安定して高音を出す感覚を身につけることを目的としてすすめていくので、
ご安心ください。
具体的な練習方法
まずは裏声の練習をする
いきなりミックスボイスを出そうとしても、
ほとんどの場合うまくいきません
まずは力の入っていない裏声を安定させることが大切です
ただ、声変わりなどで声が安定していない高校生の時期は、
裏声が極端に出ないという人も少なくありません。
大切なのは無理のない範囲で地道に続けることです。
- 小さめの裏声で「ウー」と出す
- 息を多めに使い、喉に力を入れない
- 高い音から低い音へゆっくり下げていく
裏声の低音域を広げることで、地声との境目が縮まっていきます。
裏声の練習には、ハミングという発声方法での練習もおすすめです
ハミングのやり方についてはこちらの記事で詳しく解説しています
声が響いている場所を把握する
ミックスボイスを習得する上で欠かせないのが自分の声が今、
身体のどこで響いているのかを体感的に理解すること
がとても大切です。
声という目に見えないものを体内で感じるので、
人によっては本当に難しいですが少しずつ慣れていきましょう。
- 低音から高音間をゆっくり行き来する
- 胸の真ん中辺りから頭の後ろら辺までを声の響きが行き来するようにする
- 同じ音程で声を響かせる場所を変えてみる
- 録音して違いを耳で聞いたり、身体で感じる
ミックスボイスを発声する時には、胸よりも鼻の辺りを響かせることを意識します。
声の響きを感じれるようになると、自然と自分が出しやすい位置がわかってきます。
腹式呼吸
腹式呼吸によるボイトレはとてもシンプルですが、重要です。
腹式呼吸をマスターすることで、喉や肩など余計な力を入れず、
お腹から声を出すことができます。
腹式呼吸についてもこの記事で詳しく解説しているのでご覧ください
ミックスボイスに磨きをかける
ミックスボイスだからと言って、最初から一気に高い音が出るとは限りません。
自分が楽に出せる声を見つけることができたら、地声とミックスボイスの違いを自分の中でさらに明確にして、ミックスボイスの音域を広げましょう。
- ミックスボイスの状態で発声練習をする
- 地声とミックスボイスで自分の音域が違うことをしっかり確認する
- ミックスボイスの状態で音階を行き来する
詳しいボイトレ方法もこちらで紹介しているので是非ご覧ください
まとめ
今回は地声と裏声の中間「ミックスボイス」の出し方、練習方法を紹介しました。
高校生向けということもあり、高音を酷使しない練習方法をまとめてみました。
高音が出しやすい声の比率は人によって全くと言っていいほど違うので、
無理をしない程度で、地道に練習を続けることが大切です。
次回は、高音が出にくい方向けの、おすすめ曲を紹介予定です!

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